10月21日 (土)、住吉川・灘中高等学校において、令和5年度の秋季研修会が行われました。
天気も良く、川の増水等もありませんでしたので、当初の予定通り、研修の全工程を終了することが出来ました。
まずは、住吉川での生物調査です。住吉川の国道2号・43号線下で生物採集を行います。
バケツや長靴の準備はしっかり。
住吉川は、都市河川にしては多くの自然が残っており、多数の生物を観察することが出来ます。
まずはpH測定です。パックテストを使用しました。およそ8.0くらいでしょうか。
生物採集終了後は、比重選鉱の実習です。
N先生の指導の下、パンニング皿で、川砂と比重の異なる砂鉄・砂金をより分けていきます。
さて、収穫は…?住吉川での実習終了後は灘高校の会場へ戻ります。
激しい炎が上がる実験ということでも有名ですよね。
今回住吉川から採集した砂鉄を実験に使いました。反応後発生したものが磁石につけば成功です。
ミニ研修として、ミラクルフルーツの試食も行いました。
ミラクルフルーツとは、西アフリカ原産の果実で、果実自体は甘くないけれど、その後に食べたものを甘く感じさせるという特殊な性質を持ちます。これは、ミラクルフルーツに含まれるミラクリンという成分が味蕾と結合して起こるそうです。レモンが甘く感じるのはとても不思議な経験でした。
その他、お土産としてH先生からプラナリア500匹とゾウリムシ、M先生からローリエの葉が配布されました。
兵私理の発展を願うように、鮮やかな虹もかかってくれました。
次回の研修も宜しくお願い致します。