2022年12月11日、須磨水族館で神戸龍谷中高 野外活動部、雲雀丘学園中高 科学部が合同で須磨水族館で公開されているメガマウスザメの展示会と講演会に参加してきました。
今回の展示の目玉は,メガマウスザメの世界初全身骨格標本です。メガマウスザメとはここ40年ほどで発見された,全長7mに達する大型のサメです。サメと言ってもホホジロザメやイタチザメのように獰猛な性格ではなく,プランクトンのみを専食するおとなしいサメです。 もちろんサメなので,軟骨しか持っておらず,保存は大変難しいです。今回の標本は千葉県で採集されたものを,軟骨をプラスチック化して長期保存を可能にしました。
講演者は,北海道大学名誉教授の仲谷先生です。 サメ研究,特に形態分類については世界有数の研究者です。当日は立ち見が出るほどの人気で,小さい子からご高齢の方まで老若男女,たくさんのサメ好きが集まっていました。
研究の最前線でずっと活躍していた研究者の話なので,大変リアリティがあり,とてもおもしろい内容でした。 内容は,メガマウスザメの発見の歴史,そしてその摂餌方法の解明についてが主なものでした。
講演会終了後には,仲谷先生に標本を触りながら仲谷先生から直接話を聞けるという貴重な機会をいただき、また記念撮影にも応じていただきました。
須磨水族館のスタッフの皆様、仲谷先生、ありがとうございました。
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