7月19日、ミニ研修会として兵庫・京都・大阪の私学理科教育研究会が合同で研修会を実施しました。参加者は京都大阪兵庫合計で13名。大阪府高槻市にあるJT生命誌研究館と、島本町にあるサントリー山崎蒸留所を訪問しました。今回の研修では、「生命をどのように伝えるか」と「科学が支えるものづくり」という二つの視点から、多くの学びを得ることができました。
JT生命誌研究館は、「38億年の生命の歴史」をキーワードに、生物の進化や発生、生態系などを最新の研究成果とともに分かりやすく紹介する施設です。単に生物学の知識を学ぶだけではなく、「生きているとはどういうことか」「人間も自然の一部である」という視点から生命を捉えることを大切にしています。研究と展示・表現が一体となった施設であり、科学を"伝える"工夫が随所に見られました。
その後、日本最初のモルトウイスキー蒸留所であるサントリー山崎蒸留所を見学しました。山崎は、京都と大阪の境に位置し、豊かな水と湿潤な気候を生かしたウイスキーづくりが100年以上続けられている場所です。
蒸留所では、発酵・蒸留・熟成という製造工程について学びました。酵母によるアルコール発酵、銅製ポットスチルを用いた蒸留、樽の違いによる熟成の変化など、高校生物や中学校理科で扱う「微生物」「発酵」「状態変化」「物質の性質」など、多くの学習内容と結び付けることができます。
また、品質を一定に保ちながらも、多様な原酒を組み合わせて理想の味を追求するブレンダーの仕事からは、科学的データだけでなく、人の経験や感性もものづくりには欠かせないことを改めて感じました。
また、研修参加のお土産として、ミラクルフルーツとワイン酵母が配られました。






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