2024年4月2日火曜日

令和6年度会員名簿作成・会費納入・会報の原稿のお願い

  令和6年度が始まりました。本年度も何卒よろしくお願い申し上げます。
 新年度の活動開始にあたり,以下の三点をご確認ください。

1.令和6年度会員名簿作成にご協力下さい。昨年度より,名簿原稿の様式を変更しております。お手数をおかけいたしますが,以下の手順にてご提出お願いいたします。

①名簿の原稿は 2024年度名簿原稿こちらのリンクからダウンロードしてください。必ずExcelで開き、ExcelファイルのRead meをお読みいただき,情報を入力してください。(仕様を一部変更しています。昨年度のデータをお持ちの方も,改めて今年度のファイルに入力し直してください。昨年度のデータをコピーアンドペーストすることは可能です。)

②入力したファイルを,E-mailに添付して名簿係までお送りください。

名簿係:啓明学院中学校・高等学校 久保田 香織

E-mailkubotaあっとまーくkeimei.ed.jp (送り間違いのないよう,よくご確認ください。)

  Excelファイルがダウンロードできないなど,名簿に関してご質問がございましたら,名簿係までお問い合わせください。(啓明学院中学校・高等学校 TEL:078-741-1501)

 

2.令和6年度会費(1校3,000円)を,下記口座へご入金ください。

(法人名ではなく学校名でお振り込みください。中等部・高等部併設のところはあわせて1校です。)

振込先  : 三井住友銀行 板宿支店

   口座番号 : ()4652904

   口座名  : 兵庫県私立中学高等学校理科教育研究会事務局役員川崎正人


1,2ともに5月中旬頃までにお願いいたします。


3.兵私理研会誌「ひょうしり」原稿の募集

兵私理研会誌「ひょうしり」原稿を幅広く会員の先生から募りたいと思います。教育活動、研究論文、生徒の研究発表など理科に関することでしたら分野は問いません。学内報や、学術団体などに発表済みのものでも支障がなければ構いませんのでふるってご応募ください。なお会誌に掲載された原稿は、兵私理のホームページで公開されます。予めご了承ください。

①様式と締切り

A4Word4036行 10.5ポイントMS明朝 タイトルのみMSゴシック 英数字はcentury 

分量は3ページ~5ページ前後 当面の締切りは一学期中とさせてください。

②送付先

会誌係:滝川中学校・高等学校 藤谷 佳史

E-mailyoshifumi.fujitaniあっとまーくtakigawa.ac.jp (送り間違いのないよう,よくご確認ください。)

* 何かとご多忙の折にご提案を致しまして恐縮ですが、よろしくお願いします。なお、写真、図などがありましたら加工がしやすいように添付してください。

2024年1月4日木曜日

新年明けましておめでとうございます


今年も兵私理をよろしくお願いします。

元日から令和6年能登半島地震が発生。続いて羽田空港衝突事故や小倉の火災など、あまりめでたくない年明けとなっていますが、改めて自分にできることは何か?を自問自答する年明けとなりました。

自然災害も人的災害もこれからなくなることは無いでしょうが、運悪くそういった災害に遭遇した時に 今の子供達が少しでもましな行動が取れるように導くことは、我々教師の仕事だと感じます。

今年もよろしくお願いします。








2024年初日の出


2023年11月25日土曜日

【終了】 埋蔵文化財センター見学

 11月23日(木・祝)に啓明学院と神戸龍谷の生徒職員で、埋蔵文化財センター企画展「火と人のストーリー」見学と刀鍛冶体験に行ってきました。


神戸市立埋蔵文化財センターは、昭和40年代以降の開発ラッシュで増加した発掘調査によって新たに発見された遺跡からの出土遺物の整理・収蔵・展示を集中的に管理している施設です。

また、文化財センターは、収蔵部門だけでなく、展示スペースも大きく、埋蔵文化財を通して、神戸の歴史を身近に感じてもらえるような工夫がされていました。


興味深々で見学する生徒たち。



そして、本日のメインイベント、「五寸釘でペーパーナイフをつくろう」

です。五寸釘を炭火で熱して叩き、オリジナルのペーパーナイフをつくります。

火力を上げるために、ドライヤーで風を強力に吹き込みながら、釘を熱していきます。

火傷しないように気を付けながら…


完成品です。参加者の皆さんのものも、同じ鉄ですが「釘」から「ペーパーナイフ」へと役割を変えて、これから役立ってくれることでしょう。


お疲れ様でした!!



2023年10月29日日曜日

【終了】令和5年度 秋季研修会 住吉川/テルミット反応

 10月21日 (土)、住吉川・灘中高等学校において、令和5年度の秋季研修会が行われました。

天気も良く、川の増水等もありませんでしたので、当初の予定通り、研修の全工程を終了することが出来ました。

まずは、住吉川での生物調査です。住吉川の国道2号・43号線下で生物採集を行います。


バケツや長靴の準備はしっかり。


住吉川は、都市河川にしては多くの自然が残っており、多数の生物を観察することが出来ます。



まずはpH測定です。パックテストを使用しました。およそ8.0くらいでしょうか。

滑ってけがをしないように慎重に!





カワニナ、ヒライソガニ、ミミズハゼ、タカハヤ、モクズガニ、スジエビ、ミナミヌマエビなどが採集できました。

生物採集終了後は、比重選鉱の実習です。


N先生の指導の下、パンニング皿で、川砂と比重の異なる砂鉄・砂金をより分けていきます。

さて、収穫は…?


住吉川での実習終了後は灘高校の会場へ戻ります。

今回行ったテルミット反応とは、アルミニウムの粉末と酸化金属を混合したものに着火し、発生する多量の熱を利用して、金属酸化物から金属単体を取り出す方法です。
激しい炎が上がる実験ということでも有名ですよね。
今回住吉川から採集した砂鉄を実験に使いました。反応後発生したものが磁石につけば成功です。





ミニ研修として、ミラクルフルーツの試食も行いました。
ミラクルフルーツとは、西アフリカ原産の果実で、果実自体は甘くないけれど、その後に食べたものを甘く感じさせるという特殊な性質を持ちます。これは、ミラクルフルーツに含まれるミラクリンという成分が味蕾と結合して起こるそうです。レモンが甘く感じるのはとても不思議な経験でした。




その他、お土産としてH先生からプラナリア500匹とゾウリムシ、M先生からローリエの葉が配布されました。


兵私理の発展を願うように、鮮やかな虹もかかってくれました。


次回の研修も宜しくお願い致します。


2023年9月14日木曜日

【終了】 令和5年度 秋季研修会

異常ともいえる今年の夏の暑さも、ようやく朝晩は少し陰りが見えてきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。令和5年度、以下の日程・予定で秋季研修会を予定しています。

1. 研修日 令和5年10月21日 (土)

2. 研修場所 住吉川 国道2号線下、43号線下

  灘中学・高等学校 4F 地学教室

3. 研修内容  ①住吉川生物調査

       ②比重選鉱 パニングによる住吉川の砂鉄、砂金の分離

       ③テルミット反応

4. 研修費 無料

5. タイムテーブル

  13:00 受付(地学教室)

  13:30~15:30 住吉川生物調査 担当:濱田 博

  15:30~16:00 パニング体験 担当:野村 敏郎

  16:00~16:30 テルミット反応(地学教室) 担当:川崎 正人

  17:30~ 交流会 担当:川崎 正人

6. 解散 16:30ごろ

7.実施に際して

  ①濡れても大丈夫な恰好をご準備ください。
   網その他の準備はしますが、生物のお持ち帰りの場合は
   ご自身でエアレーション等ご準備ください。

  ②お車でご来校いただけます。申し込みの際にお申し出ください。


<内容>

住吉川は都市に流れる河川としては水質が良く、様々な魚、水生昆虫が観察可能です。灘高校横2号線のあたりは清流の生物、43号線下では海水と混ざる汽水域の生物の同定をします。

また、住吉川の砂から砂鉄を分離し、稀に産出する砂金の採集も行います。分離した砂鉄を用いてテルミット反応での精錬も試してみる予定です。

※雨天増水時、生物調査は、灘高校での講演に切り替えます。

住吉川では過去にこのような砂金が採れたこともあります。



<申し込み>

参加ご希望の方は、10 月6日 金 までに以下のフォームに入力ください。

https://forms.gle/d4huX8mcfN9udTgj8

2023年8月29日火曜日

【終了】 大阪自然史博物館 恐竜博2023

8月17日 兵私理の有志のメンバーで大阪自然史博物館で開催されている「恐竜博2023」に行ってきました。

今年の恐竜博の主役は「トゲトゲ」ということで、鎧竜 アンキロサウルスの仲間として珍しい全身骨格が発見されている「ズール」という恐竜です。

ちなみにこの「ズール」という名は、映画ゴーストバスターズに登場するキャラクターの名前に由来しています。


この頑丈そうな鎧と当時最強の肉食恐竜 ゴルゴサウルスの戦いが再現されていました。






(この写真は北半球の獣脚類の王者 ティラノサウルス・レックス)

また、展示されていた角竜(国立科学博物館で研究中)が、この訪問の直前に、新属新種「フルカトケラトプス・エルキダンス」として公表されました。属名の「フルカト」はラテン語で「フォークのような」という意味があるそうです。




南半球の獣脚類の王者 マイプについての最新の研究結果も展示されており、美麗なCG映像とともに観覧者の興味を引いていました。

常設展も相変わらずの迫力でした。



お疲れ様でした!グッズを買い込んだ先生もいたようです。