2023年3月23日木曜日

【終了】恐竜図鑑ー失われた世界の想像/創造ー

 教員3名、生徒6名が参加し、兵庫県立美術館で開催されている「恐竜図鑑ー失われた世界の想像/創造ー」に行ってきました。


 人類が誕生する遥か以前、中生代(約2億5000万年前~6600万年前)の地球を支配していた恐竜たち。絶滅して久しい彼らを実際に見ることは不可能ですが、その姿を再現しようという試みは、恐竜という存在が“発見”された19世紀の前半以来、現在に至るまで絶え間なく続けられてきました。今日では自然史系博物館の主要コンテンツとして化石標本や復元モデルが陳列され、時には漫画や映画などのエンターテイメントとなって子供から大人まで多くの人々を魅了しています。しかし、恐竜たちは、昔から現在の姿で知られていたわけではありません。この200年の間に、実に多様な姿で想像され、様々な表現のかたちが創造されてきたのです。

本展は、これまで美術館で取り上げられる機会があまりなかった恐竜に着目し、パレオアート(古生物美術)の名作や珍品を「恐竜誕生—黎明期の奇妙な怪物たち」、「古典的恐竜像の確立と大衆化」、「日本の恐竜受容史」、「科学的知見によるイメージの再構築」という4つの章で紹介します。想像力によって創造された太古の世界の住人たちとの不思議な出会いをお楽しみください。

~公式HPより~


私(昭和生まれ)が幼い頃に見ていた恐竜図鑑と現代の恐竜の復元モデルは大きく異なっています。今回の展示会は、その以前の恐竜復元図を美術的な視点で鑑賞する展示会です。




ロバート・ファレン《ジュラ紀の海の生き物—ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)》1850年頃 油彩・カンヴァス



アンモナイトといえば、有名な頭足類ですが、もちろん軟体部は確認出来ません。このような想像図で描かれることもあったのですね。



記念撮影は、イグアノドンの古い復元模型。模型の角の部分は、現代は親指の爪が変化したものと考えられています。

これから数十年経って、更に研究が進むと恐竜の復元図はまた大きく変わっているかもしれません。理科教員としてアンテナを張っていたいと思います。

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