2023年3月30日木曜日

【終了】五斗長垣内遺跡・土のミュージアムSHIDO 見学

 昨日3月29日、五斗長垣内遺跡・土のミュージアムSHIDOに啓明学院中高等学校/神戸龍谷中高等学校から教員4名、生徒6名で参加してきました。



まず、五斗長垣内遺跡です。

五斗長垣内遺跡は「ごっさかいといせき」と読み、淡路島にある遺跡で、今からおよそ1,800~1,900年前の弥生時代後期に鉄器づくりを行っていたムラの跡です。発掘調査では23棟の竪穴建物跡が見つかり、その内の12棟で鉄器づくりを行っていたことがわかりました。100点を超える鉄製品をはじめ、多数の石製鍛冶工具類なども発見されており、当時の鉄器づくりの様子を詳しく知ることができる遺跡として、その重要性が高く評価され、平成24年9月19日に国史跡に指定されています。



弥生時代当時の服装(貫頭衣)をした学芸員さんに案内してもらいました。

関西でこのようにしっかり見学できる弥生時代の遺跡は珍しいのではないでしょうか。




火起こし体験もやらせて頂きました。当時の技術力の高さが伺えます。


続いて土のミュージアムSHIDOです。

この施設は今年の1月下旬にオープンしたばかりの新しい施設で、淡路島の地域資源「淡路土」の魅力を伝える文化施設です。

運営は淡路島で大正元年創業の110周年を迎える中小企業、近畿壁材工業が行っています。瓦や陶芸、タイルなど多分野で貢献する淡路土をアピールしています。






土のミュージアムは、淡路土を使用した土壁と土間たたきで創造した空間に、土を使用した現代アートが展示されており、塗り壁体験・泥染め・土絵画など土体験のワークショップが体験可能です。

今回は塗り壁体験をさせてもらいました。

土の魅力に触れて日本の伝統文化の素晴らしさを知る良い機会となりました。

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